Journey(旅)
Journey(旅) 本来の自然を目差して
■フライフィッシングをすると考えた時に、重要な項目の一つとして環境があります。
魚が本来の姿で正常に生息している環境・場所を私達フライフィッシャーマンは目差します。
大体は、美しく澄んだ水が流れる清流や、人の手がさほど入っていない原始の姿がまだ残る河川などに目差す魚が棲んでいます。湖や海も同じです。豊かな自然環境が必要不可欠になります。
自然環境について
■そこへいく為に、国内のあちこちを旅し、更には海外へもJourneyに出掛けたりします。
近所の管理釣り場へ行く事だって、小さなJourneyです。
出発前夜、見知らぬ土地へ思いを馳せてタックルを整理し、魚との出会いを想像する。
又、その土地の美味しい料理や美しい景色などにも期待が膨らみ、地元の人達との出会いも無意識の中で望んでいたりする自分がいます。
海外へ行く時などは、成田空港の出発ロビーで、そのワクワク感は最高潮に達し、夢が現実のものになる瞬間を体感できます。
フライフィッシングジャーニー(海外旅行)
- アラスカ
- アメリカ(イエローストーン・モンタナ・キャッツキル)
- カナダ
- ニュージーランド
- モンゴル
- スコットランド
- イギリス
- フランス
- チェコ
- フィンランド
- ノルウェー
- モンゴル
- インド
- ネパール
- チベット
- チリ
- ベトナム
- ブラジル
- マイアミ
- ハワイ
- クリスマス島
- 沖縄
もっと遠くに
もっと広く・・・。
私の一押し本
この本は根深 誠氏が1970年代〜1980年代にヒマラヤの各地でフライフィッシングをした釣り旅の記録です。昨今のフライフィッシング紀行本は、ニュージーランドやアメリカ、カナダらの物がほとんどですよね。私の本棚もそういったものがずらりと並びますが、そんな中でこの本は異色の光を今も放っています。
パキスタン・ネパール・インドの様々な川で、ブラウントラウトが釣れる。その事が新鮮でドキドキした。「ブラウンマスの跳躍」という最初の一遍を読んだ。標高高い緑のオアシスを抜けるとエメラルド色のパンダル湖が、氷河を戴いたかくも高い山々と共に目の前に広がる。そこではサケほどもあるブラウントラウトが、「ガボン、ガッボーン」とライズを繰り返すのだそうだ。
神々しいまでのその美しい光景を想像した。
ヒマラヤに抱かれながらのフライフィッシング。
巡礼にも似たフライフィッシング。
いつかは・・・。
※また、ネパールの川へ日本人によるアマゴの放流事業があった事も詳細に記されています。