没頭時間・没頭空間
没頭時間・没頭空間
雑事、雑念を綺麗さっぱり無くせる時間・空間を持っている人間は、豊かだと思いますし、最後は強いと思います。
日々の様々な雑事、本当は考える必要もない雑念に人は、実は多くの時間を割いている気がします。そしてその時の感情に従ってその答えを見つけようとします。本当は見つける必要のない答えを。
で、そういうスパイラルに入るとまずいい答えは見つかりません。
そこで人は、バランスをとる為に雑念が入り込む余地が無い、何かしらの「没頭時間・没頭空間」を本能的に求めます。
読書・音楽・スポーツ・ゴルフ・映画鑑賞・ギャンブル・異性・お笑い・ビジネス・・・。
さらに言えば、人はそこに果てしない継続性も求めます。
一過性ではない持続する力を求めます。
フライフィッシングは正にその全てを満たしている「没頭時間・没頭空間」であると言えます。一匹の魚を釣り上げる過程で、実に様々な「没頭時間・没頭空間」が用意されています。
魚がライズを繰り返していようものなら、フライフィッシャーマンは瞬時に「没頭時間・没頭空間」にワープ出来ます。その瞬間、全ては忘れ去られます。
人は何かに没頭する事が必要な作りになっているようです。
どうせ何かに没頭するのなら、
これほど気の利いた遊びもあまり知りません。