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フライは見えなくてもいい

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フライは見えなくてもいい

フライは見えなくてもいい」と、私は思っています。
ニンフやウエットなどは水中下ですから、そもそも見えませんが、ドライフライも基本的には見えなくていいと思っています。

例えば、フローティングピュ−パというフライがありますが、不自然で違和感を感じるんです。あのCDCのインジケーターがどうも好きになれません。サーフェスフィルムにトレース出来る意味と、人間が目視する意味があると思うのですが、どうも邪魔くさいんです。本物のピューパにはありませんから。

特に解禁からしばらくたったすれた魚には、あのCDCは異様に映っているはずです。(#20以下の極小フライではなおさら)つまり人間側の都合、怠慢が少なからずあるのではないかと感じますね。

シンプルにタイトにストイックに釣るのが願望です。
なので、インジケーターは邪魔なのです。

じゃあどうすればいいのかって?

単純にピューパフライをそのままキャストして、魚のライズの波紋に合わせてフッキングします。こういった釣りは大体は流れの遅いプールでの釣りになると思いますので、キャスト後のフライの位置などは簡単に分かります。


メイフライのダンやスピナーなどは羽がありますから、巻く毛鉤にも当然ウイングを付けます。自然な成り行きです。そのフライで流れをトレースしますが、感覚としてはたまたまウイングのあるフライを使っているから、フライが目視出来ているといった感じです。

見えれば楽ですし、メンディングもしやすいですが、何が何でもフライが見えていないと釣りにならないとは思いません。


ただ山岳渓流での叩き上がりの釣りでは、落差のある激しい流れが多いですから、そんな時は、インジケーターフライを使う場合もあります。インジケーター無しのフライでは何処を流れているのかまったく分からない状況も少なからずありますから。ですが、基本はインジケーターは無し。五感、六感、本能で釣るスタイルが好きです。

例えば合わせてフッキングして釣れたけど、何で合わせたのか良くわからない、と思った事って今までありませんでしたか?

何だか良く分からないけどロッドを煽っていた、とか。
分け分からずに、「釣れた」と、釣れる前から分かった瞬間とか。

コンマ何秒の世界の判断を無意識にしている訳です。
変化、違和感、生命感、異質感、予感などの感覚が総動員して、そのコンマ何秒で判断し、合わせを入れているのです。

殺気、生きる本能、人間の本性、動物、獣。

言葉を超えているんです。言葉が追いつかない世界。言葉のない世界。言葉が必要ない世界。

余分なものが一切入り込めない空間。

そんな釣りがシンプルでタイトで好きです。

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