イマージング
イマージング

■イマージングとはニンフ(幼虫)が水底から水面に浮上する様のことです。幼虫から成虫になるその過程の状態のことです。ニンフは脱皮をしながら水面を目差しますので、その殻(シャック)を引きずりながら水面の表面張力を破り羽化することもしばしばあります。その過程をうまくフライ(毛鉤)に表現したものが、イマージャーと呼ばれるフライです。かげろう(メイフライ)が羽化に失敗し、翅を半分出した状態や翅が開かずによじれた状態もイマージャーと呼びます。
■シャックをうまく表現したフライもありますし、ソフトハックルなどで動きをうまく出したフライもあります。また、ニンフフライをそのままイマージングするなどもあるようです。
■この分野はフライフィッシングの中でも難しい釣り方になると思いますが、魚にとっては一番捕食しやすく、食欲のそそる状態といえるでしょう。ですからこの釣り方を学ぶとよりフライフィッシングの面白さと奥深さを知ることになるでしょう。
■釣り方も様々ですが、流速の遅いプールなどでは表層をスロースピードで滑らす方法は効果的です。この場合キャスト後にロッドを水面近くまで降ろし、ゆっくりとロッドを上げていきます。ニンフが水面に浮上するイメージです。魚がディンプルライズを繰り返している場面にはとても有効な方法です。ライズの向こう側にソフトプレゼンテーションし、ゆっくりとライズの上を通過させると、フライが合っていれば魚は堪らず食いついてくるでしょう。




